「フトマニ図とは？──宇宙の響きが宿る“言霊の羅針盤”」

宇宙の“響き”が形になった図──フトマニ図とは？

 

 

フトマニ図（フトマニず）という言葉を、はじめて耳にされた方もいるかもしれません。

それは、古代の叡智が「音」と「形」として記された、宇宙の響きの設計図ともいえる存在です。

 

この図には、日本に古くから伝わる**「言霊（ことだま）」**の力が込められており、

すべての音のはじまりと循環、そして宇宙の成り立ちまでもを描いているとされます。

 

 

フトマニ図の中心──「ア・ウ・ワ」

 

 

フトマニ図の中心には、「ア・ウ・ワ」という三音が置かれています。

 

これは、宇宙創造のはじまりを表す音とも言われ、

**「ア」＝天（高次）、「ウ」＝人（中庸）、「ワ」＝地（根源）**の響きをあらわしています。

 

この三音から広がるようにして、48音の文字が円環状に配置されており、

それぞれの音には「流れ」や「波動」が宿っていると考えられています。

 

 

フトマニ図と龍体文字──響きのかたち

 

 

フトマニ図の中に描かれる48音の文字は、

後に**「龍体文字」**と呼ばれるかたちで蘇ったとも言われています。

 

龍体文字とは、文字そのものがエネルギーの流れを持つ“かたちの神聖図形”。

ひとつひとつの文字が、響きとともに空間を整えたり、魂の奥深くに共鳴を起こしたりします。

 

私自身もこの**「フトマニ図」と龍体文字の世界観**に深く魅かれ、

日々のアート制作や空間づくりに取り入れるようになりました。

 

 

フトマニ図を暮らしに活かすということ

 

 

この図は単なる“図形”ではありません。

目にするだけでも、その中心へと戻るような感覚が呼び覚まされることがあります。

 

・空間に飾ることで場のエネルギーが整う

・瞑想や呼吸法と組み合わせることで、自分軸が定まってくる

・スマートフォンの待ち受けやアクセサリーに取り入れることで、日々の中に静かな芯が生まれる

 

そんな声も、多くいただくようになりました。

 

 

フトマニ図は“内なる宇宙の羅針盤”

 

 

初めて見ると難しく感じるかもしれませんが、

フトマニ図は私たちの魂の奥に響く“音の記憶”を思い出させてくれるもの。

 

現代という揺らぎの中で、自分の中心を感じ直したい時、

フトマニ図の静かな波動が、そっと寄り添ってくれるかもしれません。

 

 

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